男子校出身者に於ける精神的螺旋構造。

さてさて、今日で始めの1週間が終わった訳です。
果たして俺はチンカスなのか?友人NはMさんと仲良くなれたのか?その真相が今明かされます。

今日も冴えない顔をして教室に入って行く俺。しかしその心には『今日こそYさんのメアド聞いてやるぜい』という熱いパッションに満ち溢れていた事は言うまでもありません。でもまぁそんな志を持っていた所で俺にはYさんのうなじを鼻息も荒く見つめる事しか出来ない訳ですよ。てか話題が無いしね。しかも休み時間ごとにYさんは凄いスピードで席を立っていなくなる。
…避けられてる?
くそう。まぁ勝負は昼休みですよ。Yさんは何時も高校の時の友人らしき人と飯を食べてるんですが、それに混ざれれば…。
…とまぁ俺の目論見をあっさり台無しにして高校時代の友人2まぁここではMと…したらまた被るよ…。まぁ友人Mとしておきましょう。が来たんです。そう、次は選択授業。席は自由なんですよ。友人Mはぬけぬけと「次物理じゃん。俺、お前の後ろで受けるわ。」とほざきやがりました。こうなってしまっては昼休みになった時にいきなりYさんに話し掛けては余りに不自然。無論俺は心の中で『Fuck!俺の超綿密な計画を台無しにしやがって』と思いながらも、「おう、座れ座れ」とか笑顔で言いました。流石俺。どんな時も笑顔を絶やさない。これでYさんの好感度もアップなはず。
まぁそんな戯言は置いといて、昼休みになりましたよ。無論Yさんは音速で席を立って居なくなりました。俺は友人Mに捕まって動けない。絶望。
まぁポジティブな俺はYさんは5時限目以降に回して取りあえず友人Nの様子を見に行く事にしました。そのためには他の同じ高校だった人が集まって来る前に逃げなきゃ行けません。俺は言葉巧みに友人Mを追い払いNの教室に行く事に成功しました。まぁ細かく説明してもいいんですが、登場人物をまた増やさなきゃいけないので、端折りますね。
つーことでNの教室に行き、教室から出てくるNに声を掛けたんですよ。するとNは俺の肩を持って廊下へと俺を連れ去って行くんですよ。もうね、俺はね、ドキドキしましたよ。俺の後ろの処女が奪われるんじゃないかとね。
まぁそんな事もなかった訳ですがね。当然。でもそんな感じを彷彿とさせる感じでNは俺を廊下の端まで追い詰めて来ました。


N「るしふぁさあ。俺は俺のやり方で女の子にアプローチしてるし、Mさんじゃないコを狙ってるんだよ。邪魔しないでくれマジで。」
俺「まぁ気にするなよ、BOY。それよりMさんと話でもしに行こうぜ」
N「いやホント無理本気で。そんな事言うならMさん上げるからお前に。」
俺「マジで?じゃあ行こうぜ。」
N「いや、だから無理。俺は他人の振りしてます。」


まぁそんな感じでした。俺はMさんテメェのもんじゃないだろとか思いながらも、流石に他人の教室で一人はなぁと迷いつつも、教室に入って行きました。
え?別に行きますよ?無論ね。流石にブロガーとしてはチキッてばっかもいられませんですしね。
…てかそろそろ手が吊ってきたんで簡単に行きます。
ま、結論から行くとMさんのメアド貰いました。Yさんのメアド貰えませんでした。
狙ってた可愛いクラスの女の子はイケメンに食われました。
以下友人へのメールから引用

Yさんなんかにかまっていたら、狙っていたコ2人を両方イケメンに持ってかれた。鬱。しかも片方のコはなんか女の子グループでいる事が多いから、ソロで攻めるのはキツいなとか思ってたんだよ。そしたら即席イケメングループ(なんか予備校が始まってから友達同士になったらしい)が時間外取引(一緒に帰ってた)をしているのを今日見つけてショック。
もう一人の方はイケメンとその連れ(こっちはキモイ)に昼休みに話し掛けられてて笑ってたから、多分もう落ちたと思う。
イケメン共がTOBという待ち状態から攻めの状態に変わるまでが俺の唯一の活躍の場だったのに…。こんな事なら最後の授業終わってから走ってって一緒に帰ろうって誘えば良かった。でもそんな勇気無い。

引用以上。

で、まだMさんから返事来ません。結構前にメール出したのに。
Yさんは俺が女の子の心理を知るためのリファレンスになって頂きたいと思ってるんですが。あーもう。メールとかどれくらいの頻度でどんな内容書いたものかさっぱり分からん。
まぁどうせ、直ぐに近付かないでとか言われるんでしょうね。高校の時行ってた塾でもそうだったしね。女の子の心理を知るために女の子と友達になろうにも、女の子の心理が分からないからなれない。
スパイラル。